質のいい睡眠へ|40代女性におすすめの目の疲れ解消マッサージ&リラックス習慣

仕事帰りの女性

夜になると目がショボショボして、布団に入ってもなかなか眠れないの…。

スマホを長時間見ている女性

スマホを見すぎて目が疲れて、頭まで重くなっちゃう…熟睡できない日が増えてる気がする。

そんな悩みを抱えていませんか?

ニン

実は 目の疲れ(眼精疲労) が睡眠の質を下げる大きな原因なんです。寝る前のちょっとしたケアで、副交感神経が整って眠りやすくなりますよ。

結論からいえば、寝る前に目元をケアすることで、
副交感神経が優位になり、リラックスして眠りにつきやすくなります。

この記事では、 快眠につながる目の疲れ解消マッサージ法と
おすすめアイテム を紹介します。

目次
  • 長時間のパソコンやスマホ使用は目の筋肉を緊張させ、血流を滞らせます。
  • 交感神経が優位なまま布団に入ると、寝つきが悪くなり夜中に目が覚めやすい状態になります。
  • 寝る前に目元を温めたりほぐすと、副交感神経が優位になり「眠れるスイッチ」が入りやすくなります。

関連記事:「ストレスと睡眠の関係」

厚生労働省も「パソコンやスマートフォンの長時間使用は目の疲労や睡眠障害につながる」と注意を呼びかけています。

視力回復マッサージの基本は、目の周りの血行を促進し、
目の筋肉をリラックスさせることです。

目の周りの筋肉が緊張すると、目の疲れや視力低下が
進行してしまうため、こまめにリラックスさせることが大切です。

  • マッサージのポイント
    • 血行促進: 血流を良くすることで目に必要な栄養素が届き、
      疲れが取れやすくなります。
    • 目元をリラックス: 目元の筋肉をほぐすことで、
      目の周りの緊張が解消されます。

忙しい毎日でも簡単にできる目の疲れ解消マッサージを5つ紹介します。

これらのマッサージはすぐに実践でき、日常的に取り入れることで、
目の健康を守る手助けになります。

1. 目の周りを指圧マッサージ

目の周りのツボを押しながら優しくマッサージする方法です。

血行が促進され、目の疲れを軽減します。

  • やり方:

    両手の人差し指で目の周りのツボ(眉毛の上、目の下、こめかみ)を押しながら、円を描くようにマッサージします。
    1回あたり3分程度で行いましょう。

2. 目の温湿布

目を温めることで筋肉がほぐれ、リラックスします。

目の乾燥にも効果的です。

  • やり方:

    ぬるま湯で温めたタオルを目の上に置き、5~10分間リラックスします。
    目の疲れや乾燥を感じた時におすすめです。

3. 視力回復ストレッチ

目の筋肉をリラックスさせるために、簡単なストレッチを取り入れましょう。

  • やり方:

    目を閉じ、深呼吸をしながら目を上下左右に大きく動かします。
    1日数分でできる簡単なストレッチです。

4. 手のひら温めマッサージ

温かい手のひらで目元を温めることで、目の筋肉がほぐれます。

リラックス効果も抜群です。

  • やり方:

    両手を擦り合わせて温め、温かい手のひらを目に優しく押し当てます。目元が温まるのを感じながら、3~5分リラックスします。

5. アイマスク型マッサージ器の使用

目元を温め、振動でマッサージしてくれるアイマスク型マッサージ器を
使用することで、手軽に目の疲れを解消できます。

  • おすすめ商品:
    • アイマスク型マッサージ器: 温熱機能や振動機能がついており、目元を優しくケアします。
      仕事の合間や寝る前にぴったりです。

私も使用していますが、BGMも聴けて、目元のマッサージが心地よく
ちょうどいい温度であたたまって気持ちいいです。

目の疲れている方には、とてもオススメです。

夜のケアだけでなく、日中の過ごし方も睡眠に影響します。

  • こまめに瞬きを意識する
     画面を見ると瞬きが減少→目が乾燥して疲れやすくなる。

  • 1時間ごとに休憩
     20-20-20ルール:20分ごとに20秒、20フィート(約6m)先を見る。

  • ブルーライト対策
     ブルーライトは睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑えると報告されています。
     夜はナイトモードやブルーライトカット眼鏡を活用。
  • 目の疲れ=睡眠の質を下げる要因
  • 寝る前のマッサージや温めケアで副交感神経を整えると、自然と眠りやすくなる。
  • 翌朝のスッキリ感を得るには、セルフケア+快眠アイテムを賢く組み合わせるのがポイント。

今日から「眼精疲労ケア=快眠習慣」を取り入れて、目も心も軽やかな朝を迎えましょう。


質のいい睡眠 × 目の疲れ解消にまつわる雑学10選

  1. 目を温めると「脳」もリラックスする
     目の周りには、脳に直結する重要な血管や神経が集中しています。目を温めて血流を改善することで、視神経や三叉神経の緊張が緩和され、その信号が脳に伝わり全身のリラックスにつながります。

  2. 瞬きはスマホ使用で半分以下に減る
     通常1分間に約15〜20回の瞬きが、スマホ集中中は約5回に激減。乾燥して眠りにくくなる原因に。

  3. 寝る前のブルーライトは「朝日」と脳が勘違いする
     ブルーライトは太陽光に含まれる光と波長が似ています。就寝前に浴びると、脳は「今は朝だ」と錯覚し、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が強く抑制され、体内時計が乱れます。

  4. ホットアイマスクで目元を温めると副交感神経が優位に
     目元を温めることで、全身をリラックスモードにする副交感神経が優位になることが、自律神経の測定研究で確認されています。これにより、緊張がほぐれ、スムーズな入眠を促します。

  5. 40代から「涙の質」が変わる
     加齢に伴い、涙の表面にある油分(脂質層)を分泌するマイボーム腺の機能が低下しやすくなります。この油分が減ると涙がすぐに蒸発し、目が乾燥しやすくなり、眼精疲労やドライアイが悪化します。

  6. 目のツボ「晴明(せいめい)」は快眠ツボでもある
     晴明は目頭のくぼみにあるツボで、押すことで目の周りの血流が改善し、目の疲れや緊張が緩和されます。このリラックス効果が、結果として快眠につながります。

  7. アメリカでは「アイピロー」が快眠ギフトの定番
     文化的な習慣としても広まっています。ラベンダーなどのアロマ入りや、温め・冷やし機能を持つアイピローは、リラックス効果と遮光効果により、睡眠補助具として広く利用されています。

  8. 目の疲れは肩こりよりも睡眠の質を下げることがある
     特定の研究において、慢性的な眼精疲労を持つ人は、疲労感が続くことで脳が休まらず、中途覚醒や入眠困難のリスクが高まることが報告されています。

  9. 寝不足は「目の充血」を悪化させる
     睡眠不足は目に十分な酸素や栄養が行き渡るのを妨げます。酸素不足を補うために血管(毛細血管)が拡張し、充血となって現れます。

  10. 「ナイトキャップ」はヨーロッパで快眠アイテムだった
     ナイトキャップは、主に保温と遮光、そして光やホコリの遮断のために使われていました。現代のアイマスクや快眠グッズは、この機能を進化させたものです。

参考文献・出典

  • Murata, K., et al. (2017). The relationship between visual display terminal work and sleep disturbances. Journal of Occupational Health, 59(6), 490-498.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29073412/
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて」
    https://www.mhlw.go.jp/content/000539604.pdf
  • VDT 作業の心身への影響: 健康チェック票 THI による自覚的健康・軽度不調の測定
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjh/80/0/80_24010/_pdf
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット「健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~」
    https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-01-004

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この記事を書いた人

1984年、鹿児島県生まれ。
理学療法士で15年病院勤務。
2025年6月からブログ開始。

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